【二所ノ関親方 真眼】3敗で並んだ三つ巴優勝争い 鍵握る「集中力」

[ 2025年11月23日 04:59 ]

大相撲九州場所14日目 ( 2025年11月22日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所14日目>琴桜(左)に寄り切られた大の里(撮影・成瀬 徹)
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 最後の最後に来て、もつれにもつれてきました。優勝争いの首位を並走していた2横綱が相次いで敗戦。ともにらしくない内容でした。大の里は何か集中しきれていない様子で、良いところが全くありませんでした。立ち合いからいつもの出足がなく、おっつけも効かない。上手を取った琴桜の攻めに抵抗すらできず土俵を割ってしまった。どこか痛いところがあるような取り口ですが、弱音を吐いている場合ではない。師匠の立場としては、最後の一番全力で取る。それだけです。

 豊昇龍は立ち合いが中途半端。何をしたかったのかよく分からなかった。目の前で大の里の敗戦を見て気合も入っていたはずなのに、闘志も空回り。あそこまで一方的に負けるとは意外です。安青錦の攻めが完璧だったとはいえ、大の里同様に集中力に欠けていました。

 3人が3敗で並んだ千秋楽。決定戦もある中で、いかに「集中」して自分の力を発揮できるか。2025年の最後を飾る奮闘を期待しています。(元横綱・稀勢の里)

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