日本選手権男子100mで波乱…優勝候補サニブラは予選敗退 自身初の屈辱も「逆に良かった」

[ 2025年7月5日 04:59 ]

陸上・日本選手権兼世界選手権代表選考会第1日 ( 2025年7月4日    東京・国立競技場 )

<日本陸上競技選手権>男子100メートル予選敗退したサニブラウン(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 男子100メートル予選が行われ、過去3度の優勝を誇るサニブラウン・ハキーム(26=東レ)が10秒45で7組4着となり、自身初の予選敗退となった。9月に開催される世界選手権東京大会への出場の可能性は残しているが、3大会連続となるファイナル進出へは黄信号がともった。アジア選手権2連覇の柳田大輝(21=東洋大)は不正スタートで失格した。

 手負いのサニブラウンが早々に姿を消した。前日、股関節上部の骨挫傷を明かしながら、強行出場して臨んだレース。スタートから加速できずに伸びを欠き、隣のレーンの桐生祥秀に離されていく。向かい風1・5メートルの中、10秒45で4着。日本選手権で初めての予選落ちを味わった。

 「片脚で走っているようなものではあるので。(ただ)こういうアクシデントがあるのもスポーツの一部」。6月26日に負傷、全治3週間で医師からは安静を勧められた。それでもスタートラインに立ったのは「応援してくれている人に頑張って走っている姿を見せたい」という思いから。結果は伴わなかったが、出場の決断については「(後悔は)全くない。逆に(出て)良かった」と言った。

 昨夏のパリ五輪で9秒96を出し、世界選手権の参加標準記録を突破。今大会での出場決定を逃した一方、世界ランキングは日本勢トップの17位につけており、代表入りは有力視される。「世界陸上に選ばれた時のために、ケガも治して準備しないといけない。ここから一日一日を無駄にしないようにしたい」。懸命に前を向いたが、3大会連続でのファイナル進出が危ぶまれる結果となった。

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年7月5日のニュース