【陸上日本選手権】17歳・久保凛が連覇!日本記録更新も「少し悔しいタイム」世界選手権代表入りへ前進

[ 2025年7月5日 16:38 ]

陸上・日本選手権兼世界選手権東京大会代表選考会第2日 ( 2025年7月5日    東京・国立競技場 )

<日本陸上競技選手権>女子800メートルを日本新記録で優勝した久保(撮影・藤山 由理)
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 女子800メートル決勝が行われ、久保凛(17=東大阪大敬愛高)が2連覇を達成した。1分59秒52でフィニッシュし、自身の持つ日本記録を更新。9月の世界選手権東京大会の参加標準記録(1分59秒00)には届かなかったものの、初の代表入りに前進した。

 「今回は世界選手権の参加標準記録を切ることと優勝を目指して臨んだんですけど、少し悔しいタイムになってしまったなと。リラックスして自分の走りができたので良かったかなと思います」

 自身の持つ日本記録の1分59秒93を0秒41更新。「(参加)標準記録は切れなかったけど、自己ベストを更新できて良かった」と振り返った。世界選手権代表入りに前進し、「東京で開催されるので、ワクワクしかない。絶対に出場する気持ちを持って、出場できたら入賞したい」と声を弾ませた。

 視線は既に世界を捉えている。「今回で2分を切れたのは2回目なんですけど、何本走っても2分を切れる体にしていかないと世界では活躍できないかなと思うので、ここからもっと練習を積んで自分のレベルを上げたいと思います」と意気込んだ。

 高校2年生で初出場した昨年の日本選手権を制し、7月の記録会で日本記録(1分59秒93)を樹立。昨夏のパリ五輪出場を逃しながらも、自国開催となる世界選手権への出場に目標を置き換え、練習を重ねてきた。タイムを狙った5月の木南記念で不完全燃焼に終わって涙を流したが、その後に2度の菅平合宿を行い、この日本選手権に臨んだ。

 4日の予選は全体トップの2分2秒56で通過。余裕を残した状態で走りきり「気持ちよく入れて、2周目もそのリズムで終われて良かった」と振り返った。2連覇はもちろん、記録にもこだわる決勝に向けて「絶対に標準を切って終われるようにしたい」と意欲を示してきた17歳。勝負のレースで着用するピンクの鉢巻きを額に巻いて挑んだ。

 ▽女子800メートル世界選手権への道 最大3枠。参加標準記録1分59秒00を突破した上で日本選手権3位以内で内定。参加標準記録切りで代表入りするには有効期限8月24日までに久保凛の日本記録1分59秒93を上回る記録が必要となる。また、8月27日時点の世界ランキングで参加資格を取得できる。現時点で出場圏内にいるのは42位の久保のみ。参加標準、世界ランクで該当者がいない場合は開催国枠エントリー設定記録2分0秒99を上回った選手(現時点で久保のみ)が出場権を得られる可能性がある。

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