トヨタカップゴルフ最終日 22年賞金王の比嘉一貴が逃げ切りで大会初初優勝

[ 2024年4月12日 17:02 ]

スポニチ後援・九州サーキット第26回トヨタカップオープンゴルフ最終日 ( 2024年4月12日    福岡県宗像市 玄海ゴルフクラブ=7007ヤード パー72 優勝賞金200万円 )

トヨタカップオープンゴルフ最終日。優勝カップを抱き、関係者に祝福される比嘉一貴(左から2人目)
Photo By スポニチ

 第1ラウンドの上位プロ59人、アマチュア43人による36ホール競技の決勝ラウンドが行われた。快晴、微風の好コンディションの下、後続に3打差のトップで出た2022年賞金王の比嘉一貴(28=フリー)が3バーディー、1ボギーの2アンダー、70とスコアを伸ばし、通算11アンダーで逃げ切り、大会初優勝を決めた。

 比嘉は「自分がスコアを落とさないようにコースマネージメントをしながら回った。後半は初ボギー(14番)を叩いて少しバタバタしたのが今後の課題かなと思う」と振り返った。昨年のこの週は米国・オーガスタナショナルで開催されているマスターズに出場。「今朝、テレビで見ながら“去年はここにいたんだ。また出たいな”と強く感じた」とモチベーションをかき立たせた。今季は国内ツアーをはじめDPワールドツアー(欧州男子ツアー)とアジアンツアーにも積極的に出場する予定だ。

 通算9アンダーの2位は中島邦宏(30=ホームテック)。同8アンダーの3位にはこの日、2イーグル、3バーディー、1ボギーの6アンダー、66で回ったプロ3年目の古島壮(ふるしま・たけし、22=信楽CC田代コース)が入った。

 昨年のチャンピオンで連覇を狙った出水田大二郎(31=TOSS)は通算7アンダーで生源寺龍憲(25=エー・エム・エス)、照屋佑唯智(28=福岡地行)と並ぶ4位だった。ベストアマは2アンダー、20位の村松陸(19=日本経済大)が獲得した。

 ▼2位・中島邦宏 1番イーグルで出たがアウトは3パットを2回やって流れを悪くした。終盤は集中して盛り返せた。(前半は3、6番ボギーも14、15、18番バーディーで取り返す)

 ▼3位・古島壮 グリーンを外してもパーでしのげた。1番イーグルは20ヤードからのチップインで、5番は奥から4メートルが入った。2位は自己ベストのフィニッシュです。(大会初出場、アウトだけで2イーグル。高1まで野球部でプレー、身長1メートル90の元投手)

 ▼20位・村松陸 最終日はドライバーが曲がるしパットも入ってくれなかった。でも初のベストアマが取れて自信になった。
(トヨタカップゴルフ最終日上位成績)

―11(1)比嘉一貴 133
―9(2)中島邦宏 135
―8(3)古島 壮 136
―7(4)照屋佑唯智 137
  (4)出水田大二郎
  (4)生源寺龍憲
―5(7)大田和桂介、下家秀琉、玉城海伍、出利葉太一郎、永野竜太郎 139

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年4月12日のニュース