尾関彩美悠が67で暫定首位発進　ショット好調でバーディーチャンス量産「大満足です」

女子ゴルフツアー　KKT杯バンテリン・レディース第1日 （ 熊本県・熊本空港CC＝6518ヤード、パー72 ）

尾関彩美悠
Photo By スポニチ

　尾関彩美悠（20＝JFEスチール）が6バーディー、1ボギーの67をマークし、5アンダーで暫定首位と好発進を決めた。

　1番で5メートルを沈めてバーディー発進。前半は2つスコアを伸ばして折り返すと、後半も順調にバーディーを重ねた。最終18番パー5も狙い通りバーディー締めし、今季ベストの67をマーク。「大満足です。ショットが最近凄く調子が良いので、チャンスが多くなったかな」と笑顔がはじけた。

　今季は開幕から2試合連続予選落ちと苦戦するも、ヤマハ・レディース葛城で復調のきっかけをつかんだ。構えの時にフェースが開いていたのを修正。「少しかぶせるくらいに向きを変えたら凄く良くなった。自分の中ではフック（フェース）っぽいけど、外から見るとほぼ真っすぐくらい」と話した。

　22年住友生命レディース東海クラシック以来のツアー2勝目へ向けて一歩前進。20歳は「今日みたいにたくさんバーディーチャンスを作って、拾えるところは拾って、自分のペースで頑張りたい」と言い聞かせた。