ジャンボ尾崎　“ほぼ引退”　ツアー復帰「ないない」　19年のダンロップ・フェニックス最後に…

受験した香川友（左）のショットをチェックする尾崎将司（右）
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　男子ゴルフツアー最多94勝の尾崎将司（77＝フリー）が4日、千葉市内で開催された「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクションISPS」終了後の取材で、5年ぶりのツアー復帰について「ないない。ほとんどありません。この年で何をしようというんだよ」と明かし“ほぼ引退”を表明した。

　ツアーからは19年11月のダンロップ・フェニックスを最後に遠ざかる。「コロナの4年間で自分の人生の中でギャップが大きかった」と話すように、20年以降は復帰への意欲も徐々に後退した。

　「諦めてしまえばなんてことないけど」と未練もにじませながら、現在はジュニア育成に注力の日々。「楽しみは週1回フグを食べること」と笑わせた。

　愛弟子の活躍も励みの一つだ。昨年、腰の手術を経て日本女子オープンで優勝した原英莉花には「5アンダーを2回連続出したらスランプ脱出」と通告。「2年間一回もできていないということはまだまだ下手。早くスコーンと抜けてもらいたい」と期待した。