【卓球】パリ落選の伊藤美誠、補欠の可能性「当然ありえます」　リオは平野美宇、東京は早田ひながサポート

伊藤美誠
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　日本卓球協会は5日、都内で会見を開いてパリ五輪の代表候補予定選手を発表し、注目が集まっていた女子の団体戦要員に15歳の張本美和（木下グループ）を選出した。

　パリ五輪の代表が出そろったが、補欠1人は今後、日本協会の強化本部が決定する。発表時期は日本オリンピック委員会（JOC）への推薦期限直前。21年東京五輪時は同年6月に発表されており、今年6月頃になりそうだ。

　16年リオデジャネイロ五輪では平野美宇が補欠に回ってサポート。その後、東京五輪では代表に入り、団体銀メダルを獲得した。東京五輪では早田ひなが補欠で、パリ五輪ではエースとしての活躍が期待されている。

　日本協会の馬場美香・強化本部長は「リザーブのエントリーをするのに必要な期限がある。そこの前に決めたい。体の状態もあるので、できる限り五輪に近い状態でリザーブを決めたい」と話した。

　また、女子日本代表の渡辺武弘監督は「リザーブは5月か6月（の選出）になる。選手の状態を見て判断する。伊藤選手という可能性も当然ありえますし、ほかの選手の可能性もあり得ます。そこはフラットに、と思っています」とし、「今後また、今週に合宿があるので。本人と話そうとは思っています」と伊藤に落選理由などを説明するとした。