25日大阪マラソン 瀬古氏、コース変更で「20から30秒早くなる」 川内優輝は欠場

[ 2024年2月5日 14:16 ]

ランナーたちへの期待を語る瀬古利彦日本陸連ロードランニングコミッションリーダー(撮影・北條 貴史)
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 25日に行われる大阪マラソンの招待選手が5日、大阪市内で発表された。大会は男子マラソンのパリ五輪代表選考を兼ねており、残り1枠をかけて「2時間5分50秒」の設定記録を切ることが目標になる。

 国内からは2時間6分26秒のタイムを持つ土方英和(26=旭化成)、2時間6分45秒の高久龍(31=ヤクルト)、2時間6分47秒の井上大仁(ひろと、31=三菱重工)、2時間6分57秒の大塚祥平(29=九電工)と6分台の記録を持つ4選手、MGC優勝で五輪代表を決めている小山直城(27=Honda)ら9選手が招待された。

 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(67)は「海外招待で4分台、5分前半のタイムを持つ選手が走る。強い選手が競り合っていい記録が出ることを期待しています」とあいさつ。

 瀬古リーダーが最も強調したのが昨年からのコース変更。5カ所あった折り返しが3カ所に減り、後半の坂も一つ減った。「昨年よりは20から30秒は早くなると思う。坂も一つ削ってくれたから後半のタイムを上げられる。2時間5分30秒を切るレースをしていただきたい。東京で破られるかもしれないからねぇ。大阪は女子の前田選手がド肝を抜く記録を出したから。アレのアレだったけ!?」と先月の大阪国際女子マラソンで日本記録を更新した前田穂南(27=天満屋)を引き合いに出して期待感を表した。

 パリ五輪代表に決まっている小山に関しては「世界と戦うためには7分台ではなくて、ある程度タイムがないと。そこもちょっと期待しています」と自己記録の2時間7分40秒を上回る走りを求めていた。

 なお、招待されていた川内優輝(36=あいおいニッセイ同和損保)は「左臀部の故障のため」欠場となった。

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