4大関時代のライバル若嶋津も名大関をしのぶ「寂しいね。酒もよく飲んだ」 朝潮が初V決めた一番の相手

[ 2024年2月5日 21:59 ]

先代高砂親方(元大関朝潮)の長岡末弘さんのお別れの会に参列した元関脇高見山の渡辺大五郎氏(手前)と元大関若嶋津の日高六男氏(後方右)(代表撮影)
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 昨年11月2日に67歳で亡くなった大相撲の先代高砂親方(元大関・朝潮)の長岡末弘さんの「お別れの会」が5日、東京都内のホテルで開かれ、かつてのライバルだった元大関・若嶋津の日高六男氏も出席した。

 1985年春場所千秋楽、朝潮が初優勝を賭けた1番の相手が若嶋津だった。2敗同士で並んだ決戦は朝潮が寄り倒しで勝利。若嶋津も2月に歌手だったみづえ夫人と婚約発表した直後の場所だったが、惜しくも優勝を逃した。

 北天佑、琴風を加えた4大関はライバルとしてしのぎを削り、一時代を築いた。土俵上では激しいバトルを演じたが、私生活では家族ぐるみで旅行をしたり食事したりと仲が良かった。

 日高氏は2017年に路上で倒れ、頭部を手術した影響もあって現在もリハビリ中。言葉は少ないものの「寂しいね。私の左下手と(朝潮の)右上手の投げ合い。酒もよく飲んだし、いろいろと家族ぐるみの付き合いもさせてもらって有りがたかった」としのんだ。

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