【卓球】パリ代表3枠目は15歳・張本美和!!女子監督「総合的に見て、ふさわしい」伊藤美誠は落選

[ 2024年2月5日 13:34 ]

張本美和
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 日本卓球協会は5日、都内で会見を開いてパリ五輪の代表候補予定選手を発表し、注目が集まっていた女子の団体戦要員に15歳の張本美和(木下グループ)を選出した。

 パリ五輪のシングルス代表には全日本選手権終了時点で、選考ポイント1位の早田ひな(23=日本生命)、同2位の平野美宇(23=木下グループ)が決定。団体戦に出場する3枠目は、早田、平野とダブルスが組め、団体のシングルス、ダブルスで活躍が期待できる選手を強化本部が決定するとし、張本と伊藤美誠(23=スターツ)が争う構図となっていた。

 全日本のシングルスで張本美は史上最年少優勝には届かなかったものの、決勝に進んで準優勝。「もちろん出たい気持ちはあるけど、私がどうこうできるものじゃないので」。一方、伊藤は6回戦敗退。「私はずっとシングルスで優勝したいと思っていて。団体戦に選出されても出るかは決まっていない」などとコメントしていた。全日本終了後の選考ポイントは伊藤が3位、張本が4位。最新の世界ランクでは伊藤が10位、張本が16位だった。

 女子日本代表の渡辺監督は「(3枠目は)張本選手になった。選考基準となっているようにダブルスが組める。昨年、国際大会に帯同して、戦いぶりや上位選手との成績などを総合的に見て、張本美和選手がふさわしいと思って選出した」と説明した。

 張本の兄・智和(20=智和企画)もシングルスで代表に。きょうだいで夢舞台に挑む。

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