【卓球Tリーグ】経営難の京都、来季も継続参入 年間5000万円にメド「予定の金額が用意された」

[ 2023年6月1日 17:25 ]

 卓球のTリーグは1日、臨時理事会を開催し、女子の京都が来季も継続して参入することが決まった。

 京都は5月1日に会見を開き、代表兼監督の池袋晴彦氏が来季のシーズン中に経営難に陥る可能性があることを告白。2000~3000万程度の資金を調達したい意向を明かし、新規スポンサー獲得などに動く方針を明かしていた。リミットを5月末ごろと定め、それまでに見通しが立たなければ休部となる可能性を示唆していた。

 その中で、この日に臨時理事会が開催された。2時間程度の議論を終えたTリーグの坂井一也理事長は「予定されている金額が用意されたと確認が取れました。来季の参入を許可することになった。企業で数十社。個人の方も含めて、達成したと。京都カグヤライズの来季の参入を認可しました。男女6チームでスタートします」と説明した。

 京都は昨年6月にチームが誕生。参入1年目だった今季は5勝15敗、勝ち点18で最下位に終わった。9歳の松島美空らが所属しており、取材に応じた池袋氏は「20件ほどの新スポンサーと個人の方。年間5000万円ぐらいかかる中、それに達することができて良かった」と語った。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年6月1日のニュース