日本代表ロコ・ソラーレ3連勝 4連続スチールで逆転勝ち 鈴木「コミュニケーションでもっと良くなると」

[ 2023年3月21日 05:50 ]

日本代表ロコ・ソラーレ(右から)吉田知那美、藤沢五月、吉田夕梨花、鈴木夕湖
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 カーリングの女子世界選手権は20日にスウェーデン・サンドビーケンで1次リーグが行われ、日本代表のロコ・ソラーレはノルウェーに10―3で快勝した。3連勝で3勝2敗とした。

 第1エンド、第2エンドは互いに得点の入らないブランクエンド。日本は有利な後攻で迎えた第3エンドで1点を先制したが、第4エンドでは自チームのストーンをテークアウトするミスを犯すなど悪い流れになり3点を奪われ逆転を許した。

 後攻の第5エンドもミスが出て難しい展開となったが、何とか1点を確保して1点差に詰め寄ると、第6エンドは、相手のラストショットがスルーとなり1点をスチール。同点に追いついた。

 第7エンドは吉田知那美、藤沢五月が好ショットを披露。相手がラストショットでミスをして3点をスチールして勝ち越した。

 さらに第8エンドも相手のミスで1点を奪取。第9エンドも3点をスチール。4連続スチールでリードを7点に広げた時点で相手が負けを認めた。

 鈴木夕湖は「私自身もアイスの変化に対応することが難しく苦戦した。コミュニケーションでもっと良くなればと気づけたので、次の試合はコミュニケーションを取ってアイスの変化に対応しければいい」と振り返った。

 この試合で使用したシートはスイス戦でも苦戦を強いられた。鈴木は「見ていても分かるくらい傾いているアイスだったけど、スイス戦から反省して対応していけるように変化を加えた。スイス戦よりはアイスをつかめた」と説明した。

 2連敗スタートから3連勝。鈴木は「今の試合も良いところも良くないところもあった。良いところは生かして、もう少し良くなるところは反省したい。ゆっくり休んで明日につなげたい」と前を向いた。

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2023年3月21日のニュース