宇野昌磨　4回転4種着氷も「目の前のことに必死」世界選手権公式練習

＜世界フィギュア公式練習＞練習する宇野昌磨（撮影・小海途　良幹）
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　22日開幕のフィギュアスケート世界選手権の公式練習が21日、さいたまスーパーアリーナで行われた。

　男子で日本勢初の2連覇が懸かる宇野昌磨（トヨタ自動車）はメインリンクでフリップ、ループ、サルコー、トーループの4回転4種を着氷。それでも「全てのジャンプが変。どうすることもできない。跳べるイメージが湧いてこない」と現状を明かし「目の前のことに必死」と話した。

　昨年11月のNHK杯では直前の不調を乗り越えている。「大きな変化がないと良くなることはない」と首をかしげつつも「落ち込んだり焦ったりしているわけではない。今日までやったことを生かす良い場面」と強調。2連覇が懸かる舞台に向けて「皆さんが期待してくれている結果を出すことが僕の一番の目標」と意気込んだ。