友野一希、表彰台へ「ポテンシャルあると信じている」世界選手権公式練習

＜世界フィギュア公式練習＞練習する友野一希（撮影・小海途　良幹）
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　フィギュアスケート世界選手権の公式練習が21日、さいたまスーパーアリーナで行われた。

　男子で3度目の出場となる友野一希（上野芝ク）はSP「ハッピージャズ」をノーミス調整。軽快な動きを見せ「しっかり気持ちよく体を動かせた」と手応えを語った。さいたま入り前の調整段階では、ジャンプだけでなくスピン、ステップなど細部まで行き渡った練習ができており、曲かけでも「毎日ノーミスができている」と話した。

　過去2回の出場はいずれも代打出場ながら18年5位、22年6位と奮闘。今回は正規の代表として選ばれ「ちゃんとした代表でうれしい」と実感がこみ上げているが「いつも通りの試合」と常連の貫禄もある。「（SP、フリーと）スモールメダルを2つ獲っているので（合計で表彰台の）大きなメダルが獲れたら。そのポテンシャルがあると信じている。自信を持って臨みたい」と意気込んだ。