元高校横綱の豪ノ湖が白星デビュー　埼玉栄の同期で「良いライバル」の小林に完勝

大相撲春場所初日 （ エディオンアリーナ大阪 ）

豪ノ湖（武隈部屋）　
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　今場所から序ノ口の番付にしこ名が載った昨年の高校横綱・豪ノ湖（18＝武隈部屋）が初陣を白星で飾った。

　立ち合い踏み込んで右差し左上手の体勢をつくり、相手に上手を与えずに先に攻めていって寄り倒し。「凄く緊張したけど足が動いてよかった」と振り返った。

　初日の対戦相手は、埼玉栄高相撲部同期の小林（18＝春日野部屋）。初場所の前相撲でも対戦し、引き落としで勝利していた。「小林とは勝ったり負けたりで良いライバル。最初に当たれて緊張感が良い方向に行けた」。デビュー戦にふさわしい相手だった。

　滋賀県出身力士は豪ノ湖と幕内経験者の幕下・鳰の湖（36＝山響部屋）の2人だけ。準ご当所の大阪で「滋賀県出身があまりいないので頑張っていきたい」と活躍を誓った。