バレー男子の藤井直伸さん死去、昨年胃がん公表 川合俊一会長「突然の訃報に言葉が見つかりません」

[ 2023年3月12日 18:09 ]

藤井直伸さん
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 日本バレーボール協会や男子の東レは12日、21年東京五輪代表の藤井直伸さんが10日に死去したと発表した。31歳だった。

 藤井さんは昨年、胃がんのステージ4と宣告されたことを自身のインスタグラムで公表していた。順大卒業後から所属した東レは「人柄も含めチームの中心であり今後の活躍を嘱望されていた選手を失ったことは悲しみに耐えません。生前のご厚誼を深謝し、謹んでご連絡申し上げます。また、生前の功績を偲び、ご冥福を心よりお祈りするとともに、ご家族様へ心から哀悼の意を捧げます」と追悼した。

 また。日本バレーボール協会の川合俊一会長は「突然の訃報に言葉が見つかりません。藤井選手は2017年に日本代表に初選出され、以降2021年まで5年連続で日本代表となり、チームの中心選手として活躍しました。2017年のアジア選手権ではチームを優勝に導くとともに、個人としてもベストセッター賞を受賞、その後ワールドカップ2019では4位、東京2020オリンピックにおいては29年ぶりとなる決勝トーナメント進出に貢献するなど、日本を代表するセッターとして輝かしい功績を残されました。闘病生活を始められてからご本人が発信していた情報には、いつもバレーボールに対する愛が溢れていました。そんなチャレンジ、努力を積み重ねてきた藤井選手の日の丸を背負った雄姿を二度とコートで見ることができないと思うと悲しみでいっぱいです。どうか安らかにお休みください。ご冥福を心よりお祈り申し上げます」とコメントを発表した。

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