7人制ラグビー日本代表候補合宿でも“アーリーワーク”パリ五輪の切符獲得へ連日猛練習

練習後の取材に応じるサイモン・エイモーHC
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　7人制ラグビー男子日本代表候補の強化合宿が6日、埼玉県熊谷市内のグラウンドで公開された。

　4日に始まった熊谷合宿。昨年9月から指揮するサイモン・エイモー・ヘッドコーチ（HC）による熱血指導の下、選手たちは連日、猛練習で汗を流す。午前7時30分にはスキルトレーニングがスタート。プロ野球の巨人が宮崎キャンプで実施しているアーリーワークと同じく、朝早くから体を動かしている。

　朝食後も午前にスキル練習やウエートトレーニングを行い、午後には実戦形式。夜にはミーティングとみっちりだ。林大成主将（30＝日本協会）は「めっちゃきついけど、前向きに取り組めている」と充実した表情で取材に応じた。

　21年の東京五輪では11位と惨敗した男子7人制日本代表。立て直しの最中だが、エイモーHCは「選手たちはハードで難しい練習をこなし、スピード、スキル、フィットネスに磨きがかかっている」と実感を語る。林は「自分たちがピークをもっていくのは、今年9～11月で（24年パリ）五輪（アジア大陸）予選」と言葉に力を込めた。