島田麻央が全中2連覇「トリプルアクセル決められて良かった」2位櫛田育良、3位中井亜美

[ 2023年2月7日 17:19 ]

フィギュアスケート全国中学大会最終日 ( 2023年2月7日    長野市ビッグハット )

女子で全中を2連覇した島田麻央
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 女子は島田麻央(京都・広野)がSPに続きフリーでもトップの126・51点をマークし、合計197・06点で2連覇を達成した。冒頭のトリプルアクセルに成功したが、続く4回転トーループやサルコー―トーループの連続3回転で転倒。それでも演技点でトップとなる質の高いスケーティングを見せた。

 島田は「全体的に少しスピードがなかった」と振り返りつつ「最近トリプルアクセルを決められていなかったので、決められて良かった」と話した。3月には日本勢最年少優勝が懸かる世界ジュニア選手権(カナダ)が待つ。トリプルアクセルと4回転トーループ、大技2つを同時に試合で決めたことはないだけに「初めての大会で挑戦だと思う。世界ジュニアこそ2本成功することが目標」と決意を新たにした。

 この日は長野五輪開幕から25周年。会場のビッグハットは、同五輪のアイスホッケー会場でもある。五輪マークもあった会場で滑り「五輪は夢の舞台で目指すところ。同じ場所で滑れてうれしい。五輪で優勝できるような選手になりたい」とも語った。

 SP3位の櫛田育良(京都・宇治)がフリー2位の120・26点、合計185・68点で準優勝。世界ジュニア選手権代表の中井亜美(千葉・南行徳)がフリー3位の117・91点、合計184・31点で3位に入った。

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2023年2月7日のニュース