Bリーグ・北海道が佐古賢一HCを解任 過去最高の補強も東地区最下位に低迷

[ 2023年2月7日 21:03 ]

佐古賢一氏
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 レバンガ北海道は7日、佐古賢一ヘッドコーチ(HC=52)を双方合意の上で契約解除したと発表した。11日の宇都宮戦からは小野寺龍太郎アシスタントコーチ(42)がヘッドコーチ代行として指揮を執る。

 佐古HCは広島ヘッドコーチ、U19日本代表ヘッドコーチなどを歴任した後、21年7月に就任。現役時代からの盟友の折茂武彦社長(52)とタッグを組んできたが、初年度の昨季は東地区9位、今季は現在8勝28敗と東地区最下位に沈んでいる。今季のBリーグは降格が復活し、B1は下位2クラブが自動降格する。現在レバンガ北海道の下には3クラブだけとなっている。

 折茂社長は「佐古氏には2年目は結果にこだわる采配をお願いしてきた。現状を変えるべく、決断に至った」と説明。過去最高の予算を投じた補強が実らない現状を踏まえ、当初掲げた今季の目標「チャンピオンシップ出場」を「B1残留」に修正することも明らかにした。26~27年シーズンに始まる新B1リーグ参入を目指すクラブにとって、来年10月の初回審査の対象となる今季、来季は収益、観客動員を伸ばしたい正念場。B1残留は絶対条件で、折茂社長は「今季残り24試合は来季以降のクラブの運命を左右する」とした。

 佐古HCは「勝ちたいという強い気持ちを持った選手たちを結果に導くことができず、大変申し訳なく思っている」とコメントした。

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2023年2月7日のニュース