貴景勝「目標を達成できるように」綱獲りへ願い込め豆まき　参拝客から「おめでとう！」「横綱！」の声

霊友会釈迦殿で行われた豆まきに参加した貴景勝（撮影・前川　晋作）
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　大相撲の大関・貴景勝（26＝常盤山部屋）が3日、東京都港区の霊友会釈迦殿で行われた節分会に師匠の常盤山親方（元小結・隆三杉）や同部屋の幕内・隆の勝（28）らとともに参加した。

　初場所で3度目の優勝を果たした大関が登場すると、集まった参拝客から「優勝おめでとう！」「横綱！」といった声が上がった。貴景勝が同会場での豆まきに参加するのは3年ぶり。「日本の行事は力士にとって大事。今日来ていただいた皆さんに喜んでもらえてよかった」と話した。

　場所後は休みをはさんで1月31日に稽古を再開。まずは基礎運動から始めているという。優勝の余韻はなく「終わったことなので。（千秋楽の）次の日から来場所が始まっている」と、綱獲りに挑む春場所（3月12日初日、エディオンアリーナ大阪）へ視線は向いている。横綱という夢へ向かい「自分の目標を達成できるように」と豆まきに願いを込めた。