ヨキッチが今季17回目のトリプルダブル　“不敗神話”を堅持　アデトクンボは54得点

ウォリアーズ戦でトリプルダブルを達成したナゲッツのヨキッチ（AP）
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　NBAは2日に各地で7試合を行い、西地区全体で首位に立っているナゲッツは地元デンバー（コロラド州）で、昨季のファイナル王者、ウォリアーズを134―117（前半70―69）で下して36勝16敗。ホームでは24勝4敗の好成績で、ここ8戦で7敗目を喫した2位グリズリーズに4ゲーム差をつけた。

　ナゲッツではガードのジャマール・マーリー（25）がチーム最多の33得点。過去2シーズン連続でMVPとなっているセンターのニコラ・ヨキッチ（27）は22得点、14リバウンド、16アシストで2試合連続、今季17回目（通算93回目）のトリプルダブルを達成して勝利に貢献した。ここ10試合では8回目。ヨキッチが個人成績3部門に2ケタの数字を残した今季の17試合でナゲッツはまだ一度も敗れていない。

　東地区全体2位のバックスは第3Q途中で最大21点差のビハインドとなりながら、第4Qを28―18としてクリッパーズに106―105（前半49―56）で逆転勝ち。球宴で主将を務めるヤニス・アデトクンボ（28）が第4Qでの20得点を含む54得点と19リバウンドを稼ぎ、6連勝を飾って今季の成績を35勝17敗とした。試合のなかった首位セルティクス（37勝15敗）とは2ゲーム差。アデトクンボの50得点以上は今季3回目で、ホームでの今季成績は22勝5敗となった。

　マーベリクスに敗れたペリカンズは10連敗。マーベリクスは接戦を制して勝ったものの、31得点を挙げたルカ・ドンチッチ（23）は第3Q、右手でワンハンド・ダンクを試みた際、ペリカンズのブランドン・イングラムム（25）にブロックされて転倒。その際に右足のかかとを痛めてプレー続行不能となった。ドンチッチは1月26日のサンズ戦でも開始3分に左足首を捻挫してダウン。ここのところ試合中での負傷が続いている。

　＜2日の結果＞
レイカーズ（25勝28敗）112―111＊ペイサーズ（24勝29敗）
＊キャバリアーズ（33勝22敗）128―113グリズリーズ（33勝20敗）
＊ニックス（28勝25敗）106―104ヒート（29勝24敗）
＊ブルズ（24勝27敗）114―98ホーネッツ（15勝38敗）
＊マーベリクス（28勝25敗）111―106ペリカンズ（26勝27敗）
＊ナゲッツ（36勝16敗）134―117ウォリアーズ（26勝26敗）
＊バックス（35勝17敗）105―105クリッパーズ（29勝26敗）
　＊はホームチーム