3戦連続先発の八村は7得点 レイカーズは劇的な逆転勝ち ジェームズは最多得点記録まであと62点

[ 2023年2月3日 11:52 ]

ペイサーズのヒールドをかわしてシュートを放つレイカーズの八村(AP)
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 レイカーズで5戦目を迎えた八村塁(24)は2日、敵地インディアナポリス(インディアナ州)で行われたペイサーズ戦に3戦連続で先発出場し、28分の出場で7得点と9リバウンドをマーク。試合は第2Q終盤で最大15点差のビハインドとなったが、第4Qの残り2分35秒にレブロン・ジェームズ(38)の3点シュートでレイカーズは初めてリードを奪い(108―106)、その後の競り合いを制して1点差で逃げ切った。

 リードした時間がわずか1分22秒間だったレイカーズは、延長で勝った1月31日のニックス戦(129ー123)に続いて接戦を制して連勝で25勝28敗。この試合はロード5連戦の4戦目で、4日にニューオーリンズ(ルイジアナ州)でペリカンズと戦ってロサンゼルスに戻ることになっている。

 八村のレイカーズでの得点は12→6→16→19→7で、この間のチームの成績は3勝2敗。フリースローと3点シュートの成功率は47・9%(17本中8本)と28・6%(14本中4本)と数値は低迷しているが、チームは白星が先行している。

 レイカーズでは復帰4戦目のアンソニー・デービス(29)がチーム最多の31得点と14リバウンド、2ブロックショットをマークし、ジェームズは26得点と7リバウンド、7アシスト。チームの3点シュート成功率はペイサーズが39%(41本中16本)だったのに対し、レイカーズは27・3%(22本中6本)で、フリースローも31本中9本を失敗。112―111で迎えた残り10秒でもパトリック・ベバリー(34)が2本とも外すなどシューティングの精度を欠いた一戦となったが、最後に粘って試合をひっくり返した。

 ジェームズは2003年のデビューからこれが1408試合目。通算得点は3万8325となり、カリーム・アブドルジャバー(元バックス&レイカーズ=1969~89年シーズン)が保持しているNBA歴代最多記録(3万8387)まであと「62」と迫った。

 ペイサーズは4連敗で24勝29敗。この日、球宴のリザーブ選手に決まったガードで今季のアシスト部門で1位(10・2)となっているタイリース・ハリバートン(22)が11試合ぶりに復帰して26得点と12アシストを記録したが、土壇場で競り負けて星を落とした。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場8分6秒=2得点)
(1)3分20秒・ペイント内でジャンプシュート=○(アシスト・ベバリー)
(2)3分53秒・左サイドからゴール下=×
(3)5分39秒・ジェームズからパスを受けてゴール下。ターナーにブロックされる=×
 ▼第2Q(出場6分4秒=シュート機会なし)
 ▼第3Q(出場7分28秒ー2得点)
(4)23秒・ベースライン際のスローインを受けてゴール下=○
(5)10分43秒・正面からターンアラウンドでジャンプシュート=×
 ▼第4Q(出場6分41秒=3得点)
(6)1分11秒・ポンプフェイクでゴール下。相手反則を誘う=○(アシスト・ウエストブルック)
*フリースロー1本=×
(7)1分46秒・ピック&ロールからゴール下=×
*2分38秒・フリースロー2本=○×
(8)4分38秒・ルーズボールをキープしたあと左サイドでプルアップからジャンプシュート=×
(9)5分22秒・ジェームズのパスを受けて正面から3点シュート=×

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