複合の山元がV W杯下部コンチネンタル杯に50歳葛西が出場へ

[ 2023年1月10日 04:22 ]

<HBC杯>笑顔で写真に納まる(左から)小林諭、山元、伊藤有(撮影・高橋 茂夫)
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 ノルディックスキーHBC杯ジャンプ競技会が9日に札幌市・大倉山ジャンプ競技場で行われ、男子は複合で18年平昌五輪に出場した山元豪(ダイチ)が135メートル、132・5メートルの合計239・0点で優勝した。W杯遠征から帰国した佐藤慧一が2位、佐藤幸椰(ともに雪印メグミルク)が3位に続き、葛西紀明(土屋ホーム)は13位だった。女子は伊藤有希(土屋ホーム)が128・5メートル、119・5メートルの216・8点で制した。男子の小林陵侑(土屋ホーム)や女子の高梨沙羅(クラレ)は出場していない。

 50歳の葛西は13位に終わったが、直後の記録会では踏ん張り、14、15日のW杯下部コンチネンタル杯(札幌・大倉山)への出場を決めた。20年12月のエンゲルベルク大会(スイス)以来2季ぶりのコンチネンタル杯出場となり、「ベテランの意地を見せられた。まずは(関門を)クリアできて良かった。久々で楽しみというより緊張するかも」と笑った。同杯で上位に食い込めば、3季ぶりとなるW杯札幌大会(20~22日、大倉山)出場が見えてくる。

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2023年1月10日のニュース