【前相撲】飛龍高・長村が埼玉栄高・小林に快勝「リベンジ果たせた」 その他注目の全取組結果

[ 2023年1月10日 12:28 ]

大相撲初場所3日目 ( 2023年1月10日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所3日目>前相撲で小林を攻める長村(左)(撮影・西海健太郎)
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 前相撲が始まり、今場所の新弟子検査に合格した7人と、先場所合格したモンゴル出身の2人の計9人が相撲を取った。

 この日一番の好カードは、静岡・飛龍高の長村(18=木瀬部屋)と埼玉栄高の小林(18=春日野部屋)の対戦。長村は全国高校総体8強、小林は全国高校選抜宇佐大会3位の実績を持つ。実力者同士の一戦は、立ち合いで先手を取った長村が得意の突き押しで一気に前に出て小林を押し出した。

 会心の相撲で初土俵を飾り「緊張はしていたけど良い相撲が取れたのでよかった」と胸をなで下ろした。小林とは昨年9月の全国高校選抜宇佐大会の個人戦と団体戦で対戦しており、ともに敗戦。この日は得意の突き押しで圧倒し「リベンジ果たせた」と成長を実感した。

 今場所の前相撲には他にも、飛龍高の同級生の桑原改め聖富士(伊勢ケ浜部屋)や埼玉栄高の豪ノ湖(武隈部屋)、齋藤(伊勢ノ海部屋)ら同学年の実力者が集う。「同級生として負けられない気持ちはありますね」とライバル視し、明日以降へ意気込んだ。。

 ▽3日目 前相撲結果
○朝白龍(押し出し)豊稀錦
○聖富士(上手投げ)飯間
○長村(押し出し)小林
○豪ノ湖(突き出し)宮地
○齋藤(肩透かし)豊稀錦


 ◇長村 晃宏(ながむら・あきひろ)2004年(平16)6月30日生まれ、宮崎県延岡市出身の18歳。延岡南小6年に北方相撲道場で相撲を始める。その後、延岡相撲道場に通い、延岡南中2年時に全中8強。静岡・飛龍高2年時に全国高校選抜大会団体優勝(先鋒)。3年時に全国高校総体8強、国体団体3位(中堅)。1メートル72、133キロ。

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2023年1月10日のニュース