阿炎 連続賜杯へ無傷の3連勝!3日連続小結との一番を制す 三役以上では高安ら4人が3連敗

[ 2023年1月10日 17:55 ]

大相撲初場所3日目 ( 2023年1月10日    東京・両国国技館 )

<初場所3日目>明生(左)を押し出しで下す阿炎(撮影・久冨木 修)
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 大相撲初場所は10日、両国国技館で3日目の取組が行われ、先場所初優勝を果たした前頭3枚目・阿炎(28=錣山部屋)は小結・明生(27=立浪部屋)を押し出しで下し無傷の3連勝。小結との一番を3日連続で制し、連続賜杯へ好発進を決めた。三役以上で唯一連勝発進の関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)は前頭2枚目・御嶽海(29=出羽海部屋)を寄り切り、無敗をキープした。

 先場所初優勝の阿炎は小結・明生を押し出しで下し3連勝。琴ノ若戦、若元春戦に続き3日連続となる小結との一番を制し無傷の3連勝を飾った。

 今場所番付筆頭の一人大関として2日目に早くも黒星を喫した貴景勝は、結びの一番で高校の先輩である大栄翔と対戦。突き落としで破り連敗を回避した。

 三役以上でただ1人、連勝発進した関脇・豊昇龍は同じく2連勝の平幕・御嶽海と激突。寄り切りで破って3連勝を飾り、対戦成績は不戦勝を含めて4勝3敗とした。10勝以上で大関に復帰となる関脇・正代は小結・琴ノ若を押し出しで下し、3日目にして初白星。敗れた琴ノ若は3連敗となった。

 2日目にして土がついた関脇・若隆景は、前日に貴景勝を破った平幕・翔猿を送り出しで下し1敗をキープ。関脇・高安は平幕・玉鷲に押し出しで敗れ3連敗。勝った玉鷲は3連勝。若元春は小結同士の激突となった霧馬山との“注目の一番”に敗れ初日から3連敗。勝った霧馬山は2勝1敗とした。

 なお初日から3連勝を飾ったのは豊昇龍と阿炎に加え、平幕勢の宝富士、琴勝峰、碧山、阿武咲、玉鷲らを含めた7人。三役以上では高安、琴ノ若、明生、若元春の4人が3連敗を喫した。

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