ウィザーズが3連敗 ペリカンズに完敗 八村は9得点 ブロックショット数はシーズン自己最多の10

[ 2023年1月10日 11:32 ]

ペリカンズのアルバラードをかわしてシュートを放つ八村(AP)
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 ウィザーズは9日、地元ワシントンDCで西地区全体3位のペリカンズと対戦したが、112―132(前半56―68)で敗れて17勝24敗。5連勝のあと3連敗となり、ホームでは今季10勝8敗となった。

 左太腿を痛めているブラドリー・ビール(29)は2試合連続で欠場。クリスタプス・ポルジンギス(27)は23得点と10リバウンドをマークしたが、19得点のカイル・クーズマ(27)は第4Q序盤で6反則目を犯して退場となった。

 ウィザーズは試合開始直後は10―0とリード。しかしその勢いを保てず、計20回のターンオーバーで39失点を喫するなど(ペリカンズは10回で9失点)ミスの目立つ試合となった。勝負どころの第4Qでは4分15秒にコーリー・キスパート(23)が3点シュートを決めるまで連続15失点。流れをつかめないままに試合は終わった。

 6日のサンダー戦で5得点、リバウンド0に終わっていた八村塁(24)は27分の出場。フィールドゴール(FG)の成功は12本中4本(うち3点シュートは3本中1本)で9得点と3リバウンド、1アシストを記録した。ひとケタ得点は今季6回目。ただし2試合連続は初めてで、出場時間帯のチームスコアは全選手ワーストのマイナス22だった。

 第4Qの5分13秒、ペリカンズのナージ・マーシャル(24)のゴール下でのシュートを阻止したところで今季のブロックショット数は10。昨季42試合で記録した自己最多(9)を25試合で上回ったが、この試合では自身のシュートも3本はたかれており、存在感を示すことはできなかった。

 八村の今季の成績は平均13・0得点(昨季11・8)、4・5リバウンド(同3・8)、シュートの成功率はFGが49・8%(同49・1%)、3点シュートは36・9%(同44・7%)となった。

 ペリカンズは25勝16敗でロードでは8勝11敗。ザイオン・ウィリアムソン(22)、ブランドン・イングラム(25)の主力コンビを欠いてここ5戦で4敗を喫していたが、この日はCJ・マカラム(31)が34得点、ヨナス・バランチューナス(30)も27得点と12リバウンドを稼いでチームを勝利に導いた。

<八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場6分0秒=2得点)
(1)8分24秒・左サイドでプルアップからジャンプシュート=○(アシスト・ライト)
(2)10分3秒・インサイドへのドライブ。ゴール下でマカラムにボールをはたかれる=×
 ▼第2Q(出場8分36秒=2得点)
(3)2分50秒・ペイント内で右手でショートフック=×
(4)9分18秒・正面からドライブして右手でレイアップ=○
(5)10分34秒・右サイドから正面に回り込んでプルアップからジャンプシュート=×
 ▼第3Q(出場5分28秒=5得点)
(6)8分10秒・右サイドでナンスJRとの1対1。プルアップでジャンプシュート=×
(7)9分54秒・正面やや左から3点シュート=×
(8)10分2秒・左コーナーから3点シュート=○(アシスト・ライト)
(9)11分11秒・右エルボー付近からジャンプシュート=○(アシスト・ライト)
 ▼第4Q(出場7分25秒=無得点)
(10)2分43秒・正面やや左から3点シュート=×
(11)3分36秒・ゴール下でのシュートをナンスJRにブロックされる=×
(12)7分8秒・ペイント内でターンアラウンドからジャンプシュートを試みたがグラハムにはたかれる=×

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