松山英樹 21位も完走に笑顔 首痛で棄権から2カ月ぶり実戦「4日間できたというのは収穫」

[ 2023年1月10日 04:22 ]

米男子ゴルフツアー セントリー・チャンピオンズ最終日 ( 2023年1月8日    ハワイ州 プランテーション・コース=7596ヤード、パー73 )

通算16アンダーの21位で終えた松山英樹(AP)
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 9打差の9位から出た松山英樹(30=LEXUS)は4バーディー、3ボギーの72で回り、通算16アンダーの21位で終えた。次戦は前年覇者として12日開幕のソニー・オープン(ハワイ州)に臨む。63をマークしたジョン・ラーム(28=スペイン)が7打差5位から逆転し、通算27アンダーで今季初優勝を手にした。

 前日の第3ラウンドを6連続バーディーで締めた松山だが、この日は出入りの激しい内容で72と伸ばしきれなかった。ただ、その表情は明るい。首痛による棄権から2カ月ぶりの実戦を、大きな痛みもなく完走できた。

 「ほとんど痛みなくプレーできたのは久々だった。4日間できたというのは収穫」

 前半5番で3メートルのイーグルチャンスを逃し、11番で2メートル、15番で1メートルのパーパットを外した。この日はグリーン上で苦戦したが、感触自体は「悪くなかった」という。そして手応えを口にしたのが1Wショット。初日は1度しかフェアウエーを外さないなど、「だいぶ安定してきた」と言った。次週は2連覇が懸かる一戦となる。「何かいいことがあればチャンスはあると思うので頑張りたい」と、オアフ島へと向かった。

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2023年1月10日のニュース