【高校ラグビー】連覇を目指す東海大大阪仰星、松沼主将を中心にFW戦で快勝

[ 2022年12月30日 13:11 ]

第102回全国高校ラグビー2回戦   東海大大阪仰星42―7大分東明 ( 2022年12月30日    花園ラグビー場 )

<東海大大阪仰星・大分東明> 前半 中央にトライを決める東海大大阪仰星・松沼(中央) (撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 4大会連続22回目出場の東海大大阪仰星(大阪第三)が、1回戦で130得点した大分東明の出足を封じこめ、連覇に向けてスタートを切った。

 湯浅大智監督が「自分たちにしか連覇はできない。1年間の成長を花園で発揮してほしい」とゲキを飛ばすチームをまとめるのは、高校日本代表候補でもあるフランカー松沼(寛の目の右下に「、」)治主将(3年)。昨年も先輩たちとともに全国制覇を経験。「持っているものを出し切るだけ」と総勢100人の部員の中心となる松沼が、大分東明戦でもチームを引っ張った。

 立ち上がりから相手に押し込まれる中、FWを中心にしっかりと立て直すと、前半9分にはドライビングモールで押し込み先制。前半13分には22メートルライン付近のラックからつなぎ、松沼が中央を突破。そのまま持ち込み、追加点を挙げた。6トライ中5トライがFWによるもの。推進力で上回った。

 松沼が選手たちと話し合って決めた今年のスローガンが「響」。「お世話になった人たちのために、自分たちから発信して響かせたい」の思いを抱く。同校初の連覇、そして7度目の全国制覇へ、その強さをしっかりと響かせるだけだ。

続きを表示

2022年12月30日のニュース