【高校ラグビー】長崎北陽台が後半逆転勝ち 県予選決勝の経験生かす

[ 2022年12月30日 12:51 ]

全国高校ラグビー大会2回戦   長崎北陽台28―19日本航空石川 ( 2022年12月30日    大阪・花園ラグビー場 )

<日本航空石川・長崎北陽台>後半、長崎北陽台・中島はトライを決める(撮影・大森 寛明)
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 Bシードの長崎北陽台(長崎)は28―19で日本航空石川(石川)に逆転勝利を収め、来年1月1日の3回戦進出を決めた。3回戦ではBシードの常翔学園(大阪第1)を破った尾道(広島)と対戦する。

 試合開始からミスが重なった長崎北陽台は、前半だけで3トライを許し0―19で折り返すまさかの展開に。だがロックの白丸智乃祐(3年)が「自分たちのペナルティーでやられていた。周りの声が聞こえていない部分があったので、しっかり周りの声を聞こうと話した」と言うとおり、慌てることはなかった。

 自慢の堅守速攻を発揮したのは後半。3分、8分と連続トライで5点差に迫ると、同16分にはNo・8久保 太進(2年)のトライで逆転。2点リードのまま迎えた終盤にもバックスにトライが生まれ、フィジカルに定評のある日本航空石川を突き放した。

 品川英貴監督は「前半は自滅したイメージ。アタックし続ければ逆転できると思った」と振り返った。長崎県予選の決勝でも後半逆転勝ちを収めており、白丸は「(県予選)決勝ではなかなか逆転できなかったが、今日はハーフタイムで修正できた」と成長を実感していた。

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