15歳・深田茉莉 ビッグエアW杯初出場初V!「楽しみながら戦いに挑んだ」

[ 2022年12月19日 05:05 ]

スノーボードW杯ビッグエア第3戦で優勝した深田茉莉
Photo By 共同

 スノーボードのW杯ビッグエア第3戦決勝が17日、米コロラド州コッパーマウンテンで行われ、女子は昨季の全日本選手権を制した15歳の深田茉莉(ヤマゼンロックザキッズ)が155・75点を挙げ、初優勝した。鬼塚雅(ISPS)が149・75点で3位に入った。浅沼妃莉(ムラサキスポーツ北海道)は4位で、北京冬季五輪銅メダルの村瀬心椛(ムラサキスポーツ)は5位だった。男子は荻原大翔(尾瀬ク)の6位が日本勢最高。マルクス・クレベラン(ノルウェー)が優勝した。

 W杯初出場優勝した15歳の高校1年生、深田は「お父さんから“楽しんできてね”と言われたので、楽しみながら戦いに挑んだ。この結果に自分でもびっくり」と笑った。1回目に逆スタンスの横2回転半を決めた。2回目に転倒したが、3回目は斜め軸の後方2回宙返り技を見事に成功させた。多くのトップ選手を育てた佐藤康弘コーチは「最終兵器。日本人の中でもずばぬけている。練習量と練習の質が全然違う」とうなる。早くも才能を開花させた深田は「まだスタートに立ったくらい」と堅実に先を見据えた。

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2022年12月19日のニュース