リアルサウンドでラグビーを楽しもう！　BL東京が24日ホーム開幕戦で新音響システムを導入

BL東京の定例記者会見に臨んだ（左から）薫田真広GM、荒岡義和社長、星野明宏プロデューサー
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　ラグビーリーグワンのBL東京は19日、東京都府中市で定例会見を開き、今月24日のホーム開幕戦となるBR東京戦（味の素スタジアム）で、「リアル・グラウンド・サウンドシステム」と銘打ったグラウンド内の音を集音し、スタンドに届ける試みを実施すると発表した。

　同システムではグラウンド外の数カ所に集音マイクを設置。その音をスタンドに向けた大型スピーカーで流し、来場者はより臨場感のある試合を楽しんでもらえるという。荒岡義和社長は「原点に立ち返って、ラグビーをどう見てもらうか、良さをどう引き出すかを考えた。（選手同士が）ぶつかる音や、息づかいを届けたい。ぜひ体感してほしい」と呼びかけた。同システムは来年1月7日の静岡戦（神奈川・等々力陸上競技場）でも実施を予定しているという。

　また24日の試合では、リーチ・マイケルやOBの広瀬俊朗氏がプロデュースするキッチンカーがスタジアムに登場。それぞれ3選手が並ぶ2パターンの等身大ポスターも販売される予定。今季はホームゲームで1試合あたり1万2000人の集客を目標としている中、星野明宏プロデューサーは19日時点のチケットの売り上げについて「（達成は）非常に厳しい」と話したが、「必ずここから改善する。ぜひ足を運んでほしい」とファンに呼びかけた。