ウィザーズが10連敗 ビール復帰もレイカーズに2点差で敗れる 八村は15試合連続欠場も復帰間近か

[ 2022年12月19日 14:03 ]

7試合ぶりに復帰したウィザーズのビール(AP)
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 ウィザーズは18日、ロード6連戦の3戦目をロサンゼルス(カリフォルニア州)で行ったが、117―119(前半52―66)でレイカーズに敗れて11勝20敗。開幕12連敗だった2012年以来、10シーズンぶりの10連敗を喫した。ロードでは今季3勝14敗。3点差以内の敗戦はこれで4回目となった。

 太腿を痛めていたブラドリー・ビール(29)は7試合ぶりに復帰し、32分の出場でチーム最多の29得点、カイル・クーズマ(27)は22得点と16リバウンド、クリスタプス・ポルジンギス(27)は21得点と11リバウンドをマーク。ウィザーズは前半で14点をリードされながら第4Q序盤で一時8点をリードし、残り32秒と23秒でも同点だったが接戦をものにできなかった。

 最後のプレーではレイカーズのレブロン・ジェームズ(37)に“ダブルチーム”を仕掛けたことが裏目。ジェームズのパスがクーズマの脚に当たって一瞬ルーズボールになったが、ジェームズがボールをキープしてゴール下にいたトーマス・ブライアント(25)にパス。ウィザーズに2018年から4シーズン在籍したブライアントが残り7秒にダンクをたたき込んでこれが決勝点となった。

 右足首を痛めている八村塁(24)は15試合連続で欠場。しかし実況アナウンサーは「復帰間近」と伝えている。なおウィザーズはこのあと→サンズ→ジャズ→キングスとロードで対戦することになっている。

 アンソニー・デービス(29)が右脚の故障で数週間戦列を離れることになったレイカーズは白星を2つ並べて13勝16敗。レブロン・ジェームズ(37)が33得点、7リバウンド、9アシストをマークし、デービスに代わって先発したブライアントは16得点と10リバウンドを稼いだ。

 ジェームズの通算得点は3万7655。カリーム・アブドゥルジャバー(元バックス&レイカーズ)が保持しているNBA記録まではあと732点としている。

 セルティクスは地元ボストン(マサチューセッツ州)で16日(109―117)に続いてマジックに92―95(前半41―50)で敗れて22勝9敗。ここ5戦で4敗目を喫し、試合のなかったバックス(21勝8敗)にゲーム差なしながら、東地区全体首位から2位に順位を下げた。

 勝ったマジックは11勝20敗。ドラフト全体トップで指名された新人のパオロ・バンケロ(20)が31得点を稼ぎ、チームは9連敗のあと6連勝を飾った。

 ナゲッツのニコラ・ヨキッチ(27)はホーネッツ戦で40得点、27リバウンド(自己最多)、10アシストで今季5回目(通算81回目)にトリプルダブルを達成。敗れたホーネッツは8連敗を喫した。ペイサーズに競り勝ったニックスは7連勝。ウォリアーズに敗れたラプターズは5連敗となっている。

 <18日の結果>
マジック(11勝20敗)95―92*セルティクス(22勝9敗)
ニックス(17勝13敗)109―106*ペイサーズ(15勝16敗)
ネッツ(19勝12敗)124―121*ピストンズ(8勝24敗)
ウォリアーズ(15勝16敗)126―110*ラプターズ(13勝17敗)
*ティンバーウルブス(15勝15敗)150―126ブルズ(11勝18敗)
*ナゲッツ(18勝11敗)119―115ホーネッツ(7勝23敗)
*レイカーズ(13勝16敗)119―117ウィザーズ(11勝20敗)
 *はホームチーム

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