ロコ 劇的逆転で初代王座に王手!第10エンドに1点スチール

[ 2022年11月7日 04:34 ]

カーリング・パンコンチネンタル選手権第6日 ( 2022年11月5日    カナダ・カルガリー )

準決勝でカナダに逆転勝ちしたロコ・ソラーレ(C)JCA
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 5日に男女準決勝、男子3位決定戦が行われ、女子日本代表で北京冬季五輪銀メダルのロコ・ソラーレは地元カナダに6―5で逆転勝ちし、決勝進出を果たした。男子のSC軽井沢クは準決勝でカナダに2―8で完敗、3位決定戦では米国に7―8で敗れ、メダル獲得はならなかった。男女とも世界選手権(来年4月、オタワ)の出場枠は確保している。

 完敗だった1次リーグ最終戦から28時間後、ロコ・ソラーレが強豪カナダに雪辱した。スキップの藤沢が「正直、私たちにとってはちょっと苦手な相手」と認める通り、前日は3―9でコンシード(ギブアップ)。この日の準決勝も2度スチールを許すなどカナダにリードを許した。

 だが、3点を追う第9エンドに一挙3点を奪って同点に追い付くと、不利な先攻の第10エンドに1点スチールする劇的勝利。終盤ショットがさえた藤沢は「チーム全員で我慢スタイルのゲームをしっかり戦い切れた。最後の最後にチャンスのところで決め切れて、ようやく勝つことができた」と笑顔で話した。初代王座を懸けた決勝は韓国と対戦する。藤沢は「緊張するとは思うが、楽しみながらやりたい」と力を込めた。

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2022年11月7日のニュース