ジャズが開幕11戦で8勝目　主力2人放出の新布陣で健闘中　キャバリアーズは8連勝

ゴール下でシュートに持ち込むジャズのクラークソン（AP）
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　西地区全体2位につけているジャズは6日、敵地ロサンゼルスでクリッパーズを110―102（前半56―63）で下して8勝3敗。ここ5戦で4勝目を挙げて首位サンズ（7勝2敗）とのゲーム差はなくなった。

　ジャズは昨季まで主力だったガードのドノバン・ミッチェル（26）をキャバリアーズ、センターのルディー・ゴベア（30）をティンバーウルブスに放出したが、序盤戦では大健闘。この日はジョーダン・クラークソン（30）が30得点、ミッチェルの交換要員としてキャバリアーズから移籍してきたコリン・セクストン（23）も22得点を稼いで勝利に貢献した。

　クリッパーズの連勝は3で止まって5勝5敗。ポール・ジョージ（32）が34得点をマークしたものの、膝を痛めているカワイ・レナード（31）は7試合連続で欠場した。

　東地区全体2位のキャバリーズは、敵地ロサンゼルス（カリフォルニア州）でレイカーズに114―100（前半58―64）で勝って8勝1敗。ジャズから移籍してきたミッチェルが33得点をマークし、ラプターズとの開幕戦（10月19日）で105―108で敗れたあと8連勝を飾った。

　レイカーズは2勝7敗。レブロン・ジェームズ（37）が27得点を稼いだものの、リーグ最低の成功率（28・2％）となっていた3点シュートの成功は27本中8本。ジェームズが古巣でもあるキャバリーズと対戦したのはこれが19回目だったが、敗れたのは2回目となった。

　ラプターズは地元トロント（カナダ・オンタリオ州）でブルズを113―104（前半55―49）で退けて6勝4敗。主力フォワードのパスカル・シアカム（28）が右脚内転筋を痛めてチームを離脱したが、30得点を挙げたフレッド・バンブリート（28）の30得点を筆頭に先発5人全員が2ケタ得点を記録して白星をものにした。

　＜6日の結果＞
キャバリアーズ（8勝1敗）114―100＊レイカーズ（2勝7敗）
＊ラプターズ（6勝4敗）113―104ブルズ（5勝6敗）
＊グリズリーズ（7勝3敗）103―97ウィザーズ（4勝6敗）
ジャズ（8勝3敗）110―102＊クリッパーズ（5勝5敗）
　＊はホームチーム