全国学生相撲選手権 団体戦Bクラス優勝は早大 準優勝の専大はAクラスで12年ぶり8強入り

[ 2022年11月7日 09:45 ]

Bクラス団体戦で優勝した早大。(前列左から)大村晃央、川副楓馬、(後列左から)土屋和也、田太隆靖、栗田裕有(撮影・前川 晋作)
Photo By スポニチ

 第100回記念全国学生相撲選手権大会の最終日が6日、東京・両国国技館で行われた。Bクラス団体戦は、早大が決勝で専大を3―2で破り、3年ぶりの優勝を果たした。

 初戦から苦しい戦いだった。Aクラス予選進出が懸かった準々決勝、関大を相手に2―2にもつれ込む接戦の末、大将・土屋和也(3年)が白星をつかんで辛勝。準決勝では駒大に1―2と追い込まれてからの逆転勝ちだった。専大との決勝は、二陣・栗田裕有(3年)、中堅・川副楓馬(1年)、副将・大村晃央(2年)が勝って勝負を決めた。Bクラスでの優勝は19年以来。2年間守ったAクラスの座を今年明け渡し、3年ぶりのBクラススタートとなっていた。

 Aクラス予選は1勝8点で9位で決勝トーナメント進出ならず。3位に入った近大を相手に栗田と川副が、金沢学院大には栗田と先鋒の田太隆靖(4年=主将)が勝ち星を挙げるなど健闘した。

 Bクラス準優勝の専大は、Aクラス予選で国士舘大と拓大に勝利し2勝7点の大活躍。12年ぶりにAクラス8強入りを果たした。Bクラスから勝ち上がった大学がAクラス決勝トーナメントに進出するのは、10年の立命館大以来12年ぶりのこととなった。

 ▽Bクラス準々決勝
駒大 5―0 愛知学院大
早大 3―2 関大
明大 3―2 朝日大
専大 3―2 大東文化大

 ▽準決勝
早大 3―2 駒大
専大 3―2 明大

 ▽決勝
早大 3―2 専大
 田太隆靖 はたき込み スフバット○
○栗田裕有 押し出し 小林海偉 
○川副楓馬 押し倒し 山本純也 
○大村晃央 押し出し 大橋廉 
 土屋和也 押し出し 志戸俊輔○

続きを表示

2022年11月7日のニュース