【新体操全日本選手権】堀孝輔が2連覇達成! 「社会人でも続ければ結果を出せる」

[ 2022年10月28日 18:40 ]

<全日本新体操選手権大会>男子個人総合後半、クラブの演技を終えガッツポーズする堀(撮影・藤山 由理)
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 新体操の全日本選手権は28日、群馬県高崎市の高崎アリーナで男女個人総合の後半種目が行われ、男子個人総合が堀孝輔(高田RG)が72・375点で2連覇を果たした。

 大学時代に準優勝に終わった悔しさから社会人になっても競技を継続し、昨年は悲願の初優勝を飾った。連覇を狙った今年は1種目目のスティックで手具を落とすミスがあり、5位と出遅れたが、2種目目のリングで巻き返し、初日を首位ターン。この日はロープ、クラブはともに東本侑也(同志社大)に次ぐ2位だったが、ともに18点台の好スコアをマークしてトップを守り切り、大学の後輩の東本とワン・ツーフィニッシュ。堀は「1種目にミスしたことで吹っ切れた。気楽に通せたことで自分のパフォーマンスを出せた」と振り返った。

 社会人2年目。教員として教壇に立ち、放課後のクラブ活動の指導をした後に、午後7時ぐらいから自分の練習を行っている。できるのは2時間程度だが、集中して取り組むことで成果を出した。「男子に限らず、新体操は大学で終わりの競技というイメージがあったので、社会人でも続ければ結果を出せることが証明することができて良かった」と胸を張った。

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2022年10月28日のニュース