渋野日向子 母手作りミートスパ&焼肉で準備万端!連覇へミス減った「上り調子の入りかけくらい」

[ 2022年10月28日 05:21 ]

練習ラウンドを共にし笑顔を見せる(左から)上野菜々子、渋野日向子、青木瀬令奈(撮影・西尾 大助)
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 女子ゴルフツアーの樋口久子・三菱電機レディースは28日、埼玉・武蔵丘GCで開幕する。自身初の大会連覇が懸かる渋野日向子(23=サントリー)は27日、18ホールの練習ラウンドで調整した。母が作ったミートスパゲティと焼き肉でパワーチャージも完了し、約5カ月ぶりの参戦となる国内ツアーで進化した姿を見せる。

 大会連覇へ、渋野がパワーチャージを完了した。約5カ月ぶりの国内ツアー参戦。帰国後、まずは母のミートスパゲティに幸せを感じ、前夜は焼き肉に舌鼓を打った。「大量にいただきました。牛タン、ミノ、白せんまい、ハラミに、あとは冷麺も」と笑った。連戦では体重維持も重要なファクター。戦う準備は整った。

 調子は「上り調子の入りかけくらい」と話す。ここ数試合、渋野が最も嫌う左へ引っかけるミスが減った。「パーオン率が上がり、ボギーが少なくなった。暗闇から出口が見えた」。好不調がありながらもシード権を確定させた米ツアー参戦1年目は「55~65点くらい。成長は0・1ミリ」と言う。自己評価は辛めだが、着実に前進している。

 昨年は最終18番で首位に追いつき、プレーオフでイーグルを決める劇的Vを飾った。攻め方は基本的に変わらない。ただ練習ラウンドでも例えば昨年最終日、右ピンの右に外してボギーを叩いた15番パー3で「ロングパットが残っても仕方ないというマネジメントができるように練習しました」。随所に進化が見える。

 好きな季節は「秋!」と即答。木の葉も色づき始めた中、渋野だけが目指せる「連覇」への戦いが始まる。

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2022年10月28日のニュース