桜の戦士が“ストリートファイター”でオールブラックスへ挑む リーチ・マイケル「勝つ気でいる」

[ 2022年10月28日 13:13 ]

<ラグビー日本代表練習>ボールを使ったトレーニングを行うリーチ(撮影・木村 揚輔)
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 ラグビー日本代表は29日に東京・国立競技場で、テストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2022」のニュージーランド代表戦に臨む。28日は会場で前日練習を行い、冒頭15分を報道陣に公開。フランカーのリーチ・マイケル(34=BL東京)と下川甲嗣(23=東京SG)ら桜の戦士が、“ストリートファイター”となってオールブラックスを倒しにいく。

 ビッグゲームを前に高まる気持ちを口にした。練習後の取材対応。リーチは「ワクワクしている。楽しみたい。良い準備ができた」と声が弾み、リザーブから初キャップを狙う下川は「チャンスをものにしたい気持ちが大きい」と意気込んだ。

 チームが今回の試合で掲げるテーマは「ストリートファイト」。イメージはアタックやディフェンス、ボール争奪戦の攻防や相手選手との1対1の局面で先手を打つことだという。下川が説明した。「ニュージーランドという強い相手に対し、“待ったら負け”という言葉を練習中に使ってきた。自分たちから仕掛ける。先手を打つことがストリートファイトでも大事。相手をリスペクトしつつ先手を打ちたい」。対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター」が連想される合言葉だ。

 当日のチケットは約6万5000枚が完売した。「勝つ気でいるので、(負けたけど)“良い試合で終わる”のは日本のファンに見せたくない。テーマをどれだけ自分たちで表現できるかが大事」とリーチ。満員の国立がゲームステージとなり、文字通り「戦う」準備はできている。

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