世界No.1アマの蝉川泰果が最優秀選手に輝く 今大会でアマチュアを卒業  

[ 2022年10月28日 20:11 ]

最終18番をバーディーで締めた蝉川泰果
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 ゴルフの常陸宮杯全日本大学選手権は28日、石川県の片山津GC西C(6695ヤード、パー70)で最終ラウンドが行われ、日本オープンで95年ぶりのアマチュア制覇を果たした蝉川泰果(21=東北福祉大4年)が10バーディー、1ボギーの61をマークし、通算268で最優秀選手を受賞した。1チーム5人中上位4人の合計スコアで争う大会は日大が通算1100で優勝、東北福祉大は同1108で2位、大阪学院大が同1132で3位となった。

 東北福祉大の主将として臨み、この日ベストスコアの61をマークしてチームをけん引。それでも蝉川は自身の最優秀選手賞よりも、「自分自身は今日はいいプレーができて最優秀選手という賞は獲れたけど、団体優勝を1番獲りたかったので。その点では、悔しい気持ちしかないですね」と胸の内を明かした。
 前週の国内メジャー、日本オープンを制し、9月のパナソニック・オープンに続きアマチュアとして史上初のプロツアー2勝という偉業を成し遂げたばかり。「団体優勝して監督やコーチをはじめ、育ててくださった方に恩返ししたい」と強い気持ちで臨んだ大会だった。同大の阿部靖彦監督とともに今朝書いた退会届を、大会後に日本学生ゴルフ連盟に提出したという。アマチュアとして最後となった一戦で、世界アマランキング1位の実力を発揮した。

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2022年10月28日のニュース