自身初の大会連覇を目指す渋野日向子は61位発進「自分のやりたいゴルフとは全く反対のゴルフをしていた」

[ 2022年10月28日 17:59 ]

女子ゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディース初日 ( 2022年10月28日    埼玉 武蔵丘GC=6650ヤード、パー72 )

<三菱電機レディース・初日>11番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 約5カ月ぶりの国内ツアー参戦となった前年覇者の渋野日向子(23=サントリー)は1バーディー、3ボギーの74で回り、2オーバーの61位と出遅れた。出だしの1番で1・5メートルにつけたバーディーパットを外すなど波に乗れず、前半は1つ落として折り返す。後半13番で唯一のバーディーを決めると両手をあげてスマイル。今季女子ツアーの平日開催では最多となる5587人の観衆を沸かせたが、スコアを伸ばしきれなかった。

 「スタートで入らなかったのが、きょう1日を物語っている。(ショットも)引っかけたり、それを嫌がって右にいったり、自分のやりたいゴルフとは全く反対のゴルフをしていたと思う」と悔しそうだった。

 今、もっとも勢いのある川崎、山下と同組でのラウンド。「強気なプレーでプロになった頃を思い出す。2人とも実力は私以上と思うようなレベルの選手で一緒に回っていて楽しかった」と感心していた。自身初の大会連覇へ、苦しいスタートとなったが「ギリギリでも予選を通過したいから、あすはイーブンに戻したいです」と話していた。

 2週連続Vを狙うルーキーの川崎春花(19)、西郷真央(21)、川岸史果(28)の3人が6アンダーで首位に並んでいる。

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