東京五輪金・四十住は2位 冒頭で着地失敗「出したいこと出し切れなかった」

[ 2022年10月11日 04:37 ]

スケートボードSTUオープン ( リオデジャネイロ )

女子パークで2位に入り、賞品を掲げる四十住さくら
Photo By 共同

 9日にパークの決勝が行われ、女子で東京五輪金メダルの四十住さくら(ベンヌ)は55.00点で2位だった。五輪銅メダルのスカイ・ブラウン(英国)が67.33点で優勝した。男子は五輪覇者のキーガン・パーマー(オーストラリア)が制した。大会は当初、次回パリ五輪の予選を兼ねた世界選手権として開催予定だったが、国際統括団体のワールドスケートが契約不履行を理由に撤退した。

 四十住は7月のXゲーム米国大会に続き、成長著しいブラウンの後塵(こうじん)を拝した。逆転優勝を期した最終4回目の試技は冒頭で横1回転半の着地に失敗。「2位で良かったけど、自分の出したいことが出し切れなかったから、それはちょっと悔しかった」と唇をかんだ。パリ五輪予選の開幕戦となるはずだった大会。連覇を狙う五輪へ踏み出す一戦が持ち越されたのは残念だが、五輪規格のコースで伸び盛りのライバルたちと争ったことは刺激になったようで「次のパリに出られるように頑張る」と決意を込めた。

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2022年10月11日のニュース