ウィザーズがプレS3戦目で初勝利 八村はベンチスタートで15得点 豪快なダンクも披露

[ 2022年10月11日 10:31 ]

プレ―ズンのホーネッツ戦に出場したウィザーズの八村(AP)
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 ウィザーズは10日、敵地シャーロット(ノースカロライナ州)でプレーシーズンの3戦目に臨み116―107(前半61―58)でホーネッツを下して1勝2敗。ウォリアーズと対戦した日本での2試合で先発した八村塁(24)はベンチからのスタートで、25分のプレータイムで15得点、3リバウンドという内容だった。

 ウィザーズは大黒柱のブラドリー・ビール(29)が健康安全プロトコルの対象となったために戦列を離れており、先発したのはモンテ・モリス(27)、ウィル・バートン(31)、アンソニー・ギル(29)、カイル・クーズマ(27)、クリスタプス・ポルジンギス(27)の5人で、ポルジンギスがチーム最多の20得点(すべて前半に記録)をマークした。

 八村は第1Qの5分46秒からコートに登場。右のコーナーから放った3点シュートは外したものの、7分32秒、バックコートからバートンが繰り出したロングパスをゴール下で受けてシュートを決めた。このあと第1Q終盤から第2Q序盤にかけては味方のスクリーンを利用してプルアップからジャンプシュートを2本成功。前半では8得点を稼いだ。

 後半の第3Qでは7分57秒から出場。第4Qの開始25秒にペイント内でジャンプシュートを決めると、その35秒後にはオフェンス・リバウンドをキープしたダニエル・ギャフォード(24)が右のアウトサイドに出したパスをもらってリングに向かって突進。右手によるワンハンドダンクをたたき込むなど、後半でも7得点を記録した。

 フィールドゴール(FG)は12本中6本(うち3点シュートは3本すべて失敗)、フリースロー(FT)は4本中3本成功。出場時間帯のチームスコアはプラス11点だった。

 八村は日本の2試合では13得点と11得点をマークしており、ベンチからの出場になったもののプレシーズンでは3試合連続の2ケタ得点。ただし3試合合計のFG成功率は48・3%(昨季は49・1%)に達しているものの、昨季の成功率が44・7%だった3点ュートは10本中1本しか決まっていない。

 第4Qで18―35と後手に回ったホーネッツはプレシーズンで4戦全敗。テリー・ロジアー(28)が両軍最多の24得点をマークしている。

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