カーリング女子、リンド氏との契約解除 ロコ・ソラーレの五輪2大会連続メダルに貢献

[ 2022年10月3日 13:32 ]

 日本カーリング協会は3日、女子強化チーム担当のナショナルコーチを務めていたジェームス・ダグラス・リンド氏(37)との契約を9月30日付で本人との合意の上で解除したと発表した。

 リンド氏の家庭の事情と今後の強化の方向性を考慮したものとし、日本オリンピック委員会(JOC)から委嘱されていたナショナルコーチも9月30日付で解嘱となった。

 リンド氏は協会ナショナルコーチに16年に就任。ロコ・ソラーレの五輪2大会連続メダル獲得に大きな貢献を果たし、スキップ藤沢五月ら選手からの信頼も厚かった。

 協会を通じて発表したリンド氏のコメントは以下の通り。

 「ナショナルコーチとして従事した6年間にわたり、JCAとJOCからいただいた支援につきまして、この場を借りて感謝の意を申しあげます。女子日本代表チームの国際大会での活躍と成功は著しく、また私の強化ビジョンに対しサポートをくださったJCAを誇りに思います。

併せて、ナショナルコーチである自分を信頼してくださり、素晴らしい時を共に過ごしたすべての選手とコーチに対しても感謝の意を申しあげます。日本のカーリング界は、素晴らしい人々の固い絆で成り立つ組織です。ここで培った人脈を永遠に大事にし、今後はナショナルコーチとしてではなくなりますが、(何かあれば)サポートを続けたいと思っています。

ナショナルコーチとして忘れられない経験をしました。自身のことのみならず、日本のカーリングが今後どのように発展していくか楽しみにしています」

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2022年10月3日のニュース