21年SBの再現はチーフスが雪辱　バッカニアーズに41―31　マホームズは3TD　

[ 2022年10月3日 12:39 ]

　NFLは2日に第4週2日目の14試合を行い、2021年2月7日のスーパーボウルで激突したバッカニアーズとチーフスが、そのときと同じフロリダ州タンパのレイモンド・ジェームズ・スタジアムで再戦。スーパーボウルではホームのバッカニアーズが31―9で勝ったが、今季の第4週ではロードのチーフスが41―31（前半28―17）で雪辱。今季の成績を3勝1敗とした。

　スーパーボウルでTDパスなし、被インターセプト2回に終わっていたチーフスのQBパトリック・マホームズ（27）は、37回中23回のパス成功で249ヤードと3TDをマーク。チーフスは第2Q残り2分11秒、敵陣1ヤード地点からの攻撃でTEのノア・グレイ（23）がインモーション。そのままセンターからスナップを受けて突進してランでTDを奪うなど、多彩な攻撃で得点を重ねた。

　バッカニアーズは開幕からロードで連勝したあとホームで黒星が2つ並んで2勝2敗。スーパーボウルでは3TDを稼いでマホームズに投げ勝ったQBトム・ブレイディー（45）は51回中38回のパス成功で367ヤードと3TDを記録。1試合の出場停止処分明けとなったWRマイク・エバンス（29）に2つのTDパスを通したが、後半で勝機はつかめなかった。

　ペイトリオッツ時代を含めブレイディーが先発したチームが31点以上をマークしたのは130回目だが、敗れたのは5回目。プレイディーのこの日のQBレーティングは113・8で、97・7のマホームズを上回っていたが勝利には結びつかなかった。

　＜第4週の結果とカード＞
　▼9月29日
＊ベンガルズ（2勝2敗）27―15ドルフィンズ（3勝1敗）
　▼2日
バイキングス（3勝1敗）28―25＊セインツ（1勝3敗）
＊ファルコンズ（2勝2敗）23―20ブラウンズ（2勝2敗）
＊カウボーイズ（3勝1敗）25―10コマンダーズ（1勝3敗）
シーホークス（2勝2敗）48―45＊ライオンズ（1勝3敗）
タイタンズ（2勝2敗）24―17＊コルツ
＊ジャイアンツ（3勝1敗）20―12ベアーズ（2勝2敗）
＊イーグルス（4勝）29―21ジャガーズ（2勝2敗）
ジェッツ（2勝2敗）24―20＊スティーラーズ（1勝3敗）
ビルズ（3勝1敗）23―20＊レイブンズ（2勝2敗）
チャージャーズ（2勝2敗）34―24＊テキサンズ（1分け3敗）
カージナルズ（2勝2敗）26―16＊パンサーズ（1勝3敗）
＊パッカーズ（3勝1敗）27―24（延長）ペイトリオッツ（1勝3敗）
＊レイダース（1勝3敗）32―23ブロンコス（2勝2敗）
チーフス（3勝1敗）41―31＊バッカニアーズ（2勝2敗）
　▼3日
＊49ers―ラムズ
　＊はホームチーム