新十両・栃武蔵が10勝目「一番一番集中」後続に2差つけ13日目にV決定の可能性も

[ 2022年9月22日 16:55 ]

大相撲秋場所12日目 ( 2022年9月22日    東京・両国国技館 )

<大相撲秋場所12日目>輝(右)を送り出しで下す栃武蔵(撮影・藤山 由理)
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 2敗で十両単独首位の栃武蔵(23=春日野部屋)が3敗の輝(28=高田川部屋)を破って10勝目を挙げた。

 立ち合いで得意の左上手に手をかけるとすぐに体を開いて出し投げで崩して送り出し。今場所何度か決めている得意の勝ちパターンで幕内経験者に完勝した。

 もう一人の3敗だった北青鵬(20=宮城野部屋)が東白龍(26=玉ノ井部屋)に敗れたため、後続と2差ついた。新十両優勝が大きく近づく白星にも「優勝はあまり考えてなくて、一番一番取らないと」と気を引き締める。「先を考えないで一番一番集中してここまで来た」と無欲で白星を積み重ねてきた。

 13日目は4敗の東白龍と対戦。栃武蔵が勝って4敗の輝(金峰山と対戦)と北青鵬(欧勝馬と対戦)がともに敗れれば、栃武蔵の新十両優勝が早くも決まる。

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