男子バスケ代表 W杯予選の敵地イラン戦にホーバス監督を派遣せず

[ 2022年8月15日 17:00 ]

バスケット男子日本代表のトム・ ホーバス新監督
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 日本バスケットボール協会は15日、イラン・テヘランで25日に開催されるW杯アジア予選イラン戦に向けた男子日本代表のイラン遠征(22~26日)に、米国国籍のトム・ホーバス監督(55)、ゲインズ・コーリー・コーチ(58)を派遣しないことを発表した。イラン戦は佐々宜央コーチ(38)が監督代行として指揮を執る。

 米国政府がイランへの渡航禁止を定めていることや、直近の米国とイランの関係性を考慮し、外務省、在日米大使館、在イラン日本大使館などと意見交換した上で判断。浜武恭生事務総長は「100%の安全、安心の環境は保証できないとのことだった。既に選手にも説明して理解を得ている」と語った。

 この日はイラン戦と30日のカザフスタン戦(沖縄アリーナ)に向けた日本代表の予備登録選手19人が発表され、ファジーカス・ニック(川崎)、比江島慎(宇都宮)、富樫勇樹(千葉J)、渡辺雄太、馬場雄大、河村勇輝(横浜BC)らが選出された。23年8月25~9月10日に開催されるW杯本大会はフィリピン、インドネシア、日本の共催で、日本は開催国枠で出場権を得ている。

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2022年8月15日のニュース