サクラセブンズが来季WS決定 昇格大会決勝でポーランドに快勝

[ 2022年8月15日 08:17 ]

7人制ラグビーチャレンジャーシリーズ最終日 ( 2022年8月14日    チリ・サンティアゴ )

中村知春
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 国際サーキット大会のワールドシリーズ(WS)の22~23年シーズン出場権を懸けて行われ、女子決勝に進出した日本はポーランドを17―0で下して優勝。17~18年シーズン以来の昇格を果たした。

 1次リーグF組を3戦全勝の1位で突破した日本は、最終日に行われた準決勝では22―15でケニアを下して決勝進出。決勝は前半1分10秒過ぎ、相手ノックオンボールを獲得してカウンター攻撃を仕掛けると、最後は16年リオデジャネイロ五輪代表の中村知春(ナナイロプリズム)が先制トライ。その後は防御の時間帯が続いたが、粘り強く守り抜くと、終了間際に大谷芽生(アルカス熊谷)のロングランから最後は平野優芽(ながとブルーエンジェルス)がチーム2トライ目を奪った。

 後半も組織的ディフェンスで何度かのピンチを防ぎきると、同4分ごろに須田倫代(追手門学院大)が勝利を決定づけるチーム3トライ目。その後も献身的な防御を見せた日本が歓喜の時を迎えた。

 サクラセブンズの愛称で知られる日本は、昨夏の東京五輪では5戦全敗で出場12カ国中最下位。今秋に控えるW杯セブンズ(ケープタウン)や24年パリ五輪へチームの立て直しが急務となる中、大きな成果を手に入れた。

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2022年8月15日のニュース