リーグワン2部の三重にFB藤田慶和らが新加入「第2章、駆け上がっていきます」

藤田慶和
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　ラグビーリーグワン2部の三重（旧ホンダ）は27日、前埼玉で15年W杯日本代表、21年東京五輪日本代表（7人制）のFB/WTB藤田慶和（28）、前東京SGで元日本代表フッカーの金井健雄（37）ら5選手の新加入を発表した。

　京都府出身の藤田は東福岡高3年で7人制、早大1年で15人制代表でデビューを果たし、15年W杯ではエディージャパンの一員として南アフリカを破るなど歴史的3勝を挙げる躍進に貢献。16年リオデジャネイロ五輪での代表入りは逃したが、昨夏の東京五輪では見事代表入りを果たし、主力としてプレーした。リーグワン初年度シーズンはわずか1試合の出場にとどまり、16年4月に入団した埼玉を退団していた。

　ストライドの大きな走りとアタックセンスが強みの藤田は、チームを通じて「ヒートで新たな挑戦をさせていただけることをうれしく思いますし、新たな仲間と環境で、ラグビーができることにワクワクしています藤田慶和の第2章、駆け上がっていきます」などとコメントした。この他にもFWで20年にサンウルブズでもプレーしたジャスティン・ダウニー（35）、前神戸のバックス重一生（27）、前宗像のバックス竹中太一（26）の新加入も決まった。

　リーグワン初年度も2部で参戦した三重は、レギュラーシーズンは7勝3敗の3位、1～3位順位決定戦は1勝1敗、最終順位を2位で1部の東葛（旧NEC）との入れ替え戦に進出。1勝1敗と食い下がったものの、勝ち点の差で昇格を逃していた。次シーズンでの2部制覇＆1部昇格へ、有望な戦力が加わることになる。