日本女子プロゴルフ協会が大西葵と帯同キャディーに注意処分 寺沢副会長「両者に反省の態度見られた」

[ 2022年7月27日 15:22 ]

大西葵と帯同キャディーの処分について説明する日本女子プロゴルフ協会の寺沢範美副会長
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 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は27日、大西葵(28=YKK AP)とその帯同キャディーに対して下した注意処分についてその処分理由などについて説明した。

 日本女子プロゴルフ協会は6月のアース・モンダミン・カップ初日の17、18番で大西の帯同キャディーを務めた男性に舌打ち、大きな声を発するなど周囲への配慮を欠いた言動があったと認定した上で一番軽い注意の処分を決めた。同協会でトーナメント事業部門を担当する寺沢範美副会長(62)によると「両者に反省の態度が見られた」という。今後は再発防止のため法律専門家の意見なども聞き、選手とキャディーの雇用関係などについて講習会を実施する方向で準備を進めている。

 日本女子プロゴルフ協会は大西と帯同キャディー、問題が起こった際の同伴競技者とそのキャディーに対面でヒアリングを行い、今回の処分を決めた。アース・モンダミン・カップ初日の17、18番で実際に何が起こったのかも関係者へのヒアリングで確認したが、その詳細については「慎重に調査し、審議した結果です」(寺沢副会長)と繰り返すばかりで明らかにはしなかった。

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2022年7月27日のニュース