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松坂大輔氏 全米OPゴルフで感じた現場発の大切さ 初日と最終日に現地観戦し大興奮

[ 2022年6月28日 05:00 ]

コースを歩く松山(右)(松坂氏撮影)
Photo By 提供写真

 【平成の怪物 松坂大輔氏の探求】昨年限りで現役を引退した松坂大輔氏(41=本紙評論家)が今、何を見て、何を思うのか――。平成の怪物の「今」を発信する月1回の連載コラム「松坂大輔の探球~シーズン編~」の第4回。ゴルフの全米オープンを観戦し、4位に入った松山英樹の最終ラウンドのプレーを目に焼き付けた松坂氏。取材する立場の人間として、「現場発」の大切さを改めて認識した。

 興奮しっ放しの一日でした。ゴルフのメジャー大会である全米オープン。自宅があるボストンと同じマサチューセッツ州での開催とあり、16日の初日、そして19日の最終ラウンドを現地で観戦しました。

 トップレベルのプレーはやはり違う。最終日は1番から18番ホールまで松山選手を「密着マーク」しました。今大会に出場した全選手の中でベストスコアとなる65。凄かったです。素人ながら、改めて彼は他の日本人プレーヤーとは別次元のところにいるのだと感じました。一緒に回ったのは元世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン。飛距離は負けていてもトータルのゴルフでは松山選手が圧倒していましたね。

 大会前、松山選手がボストンに到着した際に一緒に食事をする機会がありました。ゴルフの話はもちろん、たわいのない話題で盛り上がりました。そこで彼が言っていたのが「自分のゴルフができれば、それなりのスコアが出るんじゃないか」という言葉。全米オープンはPGAツアーの中でもタフなセッティングで有名です。自分のゴルフ。それが最終日だったと思います。

 「凄かった」――。現場で肌で感じたこの思いを、読者や視聴者の方に伝えるとしたら…。あくまでプライベートな観戦でしたが、「取材者」として今後の仕事にもつながるのでは、との思いもありました。インターネットなど、現代はその気になればいくらでも情報が手に入ります。ただ、実際に現場に自ら足を運ばないと感じられないものがある。ゴルフだけでなく野球、他のスポーツもそうだと思います。取材する側の人間として、その感覚は大事にしたいなと改めて感じました。

 《ベストスコアは70》釣りや読書などとともにゴルフが趣味だという松坂氏は、その腕前も確かだ。ベストスコアは70。5月には、ツアーで唯一プロとアマチュアが一緒に回るゴルフパートナー・プロアマのスクラッチ戦に出場した。初日は「松山英樹にはなれなかった」と冗談を口にしつつ、79で首位と9打差の27位。2日目も8、9番で連続バーディーを奪うなど79で回って32位。「これからは競技にも参加できるよう練習したい」と話していた。

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